【タパス】鬼滅の刃から学ぶヨガ哲学

「鬼滅の刃 劇場版」を見てきました。


自分は基本的に熱い人間なので、三国志や幕末の話など、

国の為に一同が正義を背に戦う歴史がとても好きですし、


アニメでいうと、映画「ONE PIECE FILM Z」で

Zとルフィが己の信念を持って戦い抜く姿に何度も何度も男泣きしました(女だけど)。


今回の鬼滅の刃もそう。


鬼滅の刃は前々から、「これってヨガだよね!」と周りのヨギ(ヨガで生きる人)からは聞いていたけど、

実際見ると本当にヨガに通じること…というか、ヨガの行動、生き方、考え方、そのまんまだ!と心が震えました。


不思議と(というか必然的に)ヨガの教えが盛り込まれた鬼滅の刃は、今の時代、

そしてこれからの時代にたくさんの生きるヒントやメッセージが盛り込まれていると感じます。


まず、

理不尽に立ち向かう正義感、信念、転んでも立ち上がる胆力、決めたものは守り抜く心…、などなどといった精神の鍛練。


以前、自分のエンパスの話の時に、スターウォーズを例に、負のエネルギー(シスの暗黒卿)の強さの話をチラリとしましたが、


『202012/15【風の時代を読む】エンパスで感じる新たな時代』

https://ameblo.jp/myuchanz2020/entry-12644160112.html


鬼滅の刃の鬼も同じ。

負は、実は正義よりも簡単に強くなれるのです。

その負のエネルギーに、人は精神を鍛えないと簡単に引き寄せられてしまいます。

なぜなら、正義は鍛錬しないと正義になれないけど、負は簡単に負になれるからです。


例えばの話ですが、

嫌なことがあった時、「愚痴を口にする」、「文句を口にする」、「悪口を口にする」、「人のせいにする」より、

「ぐっと堪えて何も言わずに心にとどめておく」、「何事も受け止めて静かに前へ進むこと」と、どちらが楽でどちらが大変でしょうか。

負は簡単に自分達で行えてしまうのです。

今、その善悪のエネルギーバランスが大きく崩れ始めていることで、負の限界により地球上でいろいろなことが起き始めていると感じています。


また、

負のエネルギーとはちょっと話は変わりますが、

この映画でもありました。


夢の話。

人は、楽な方を選びたがります。

特に今の時代は、なんでも手軽さが求められる時代。

遠回りになってもいいから、あえて面倒なことを選ぶことが難しい時代になっています。

面倒なことは、実は丁寧なことです。人にたいしても物に対しても…。

その丁寧さがどんどん失われている感じはないでしょうか。


手軽さを求めてしまうと、人はどんどん、どんどん、楽なことを求めていきます。


さらに、快楽を求めていきます。


そういった「欲」は、時に、困難や大変なことと向き合う力を失わせ、

楽しさ、楽を簡単に得ようとすることをどんどん求めるようになっていく…

それが、この映画の描写でもありました。


もちろん、誰でも幸せでありたいのです。

幸せになるために、私達は生まれてきたのですから。


でも、現実から逃げるのとは違うと思うのです。

炭治郎が劇中で行った夢(快楽や幸せの夢想)から抜ける方法。

極端な話、


これからの時代、withコロナもそうですが、多くの困難が私達の前に現れるだろうと想像するなか、

現実逃避せず強く何かに立ち向かう時、炭治郎のように厳しく自分を断ち切る覚悟が、自分達には必要になってくるのではないでしょうか。



そして、煉獄さんの炎。


火のエネルギーは、私達が持つ生きる原動力です。


ヨガやアーユルヴェーダ(世界最古の伝統医学)では、心や万物の性質に3つのグナ(物質や力の要因)があるとされています。



その3つは、

サットヴァ(純質) ⇒ 純粋性、調和

ラジャス(激質) ⇒ 激動、行動、情熱的

タマス(停滞) ⇒ 倦怠感、惰性

です。



私達が目指すものはサットヴァですが、でも、何かを起こすには、ラジャスのエネルギーが必要となります。


ラジャスは風と火のエネルギーです。


私達は火のエネルギーを使い、自分を燃やすのです。


それは、自分自身が持つ内外のエネルギーを呼び起こすこともそうですし、

自分の負のエネルギーを燃やすこともそう。

それを、ヨガでは【タパス】といいます。

(サンスクリット語で「熱する=タプ」に由来。)


自分の内面に火をつけて、自制や浄化で悪い習慣を焼き払う…、

不純物を燃やし、純度を高め、そして強くする。

「心を燃やせ」

まさに火のエネルギー、そしてタパス


タパスは苦行という意味もありますが、煉獄さんの精神と信念の強さは火のエネルギー、そしてタパスを実践された方だと思いました。


そして炭治郎もタパスを実践していますが、炭治郎の心の中はサットヴァ(純粋性)だということもよく分かりました。


タパスは足の裏に火をつけるイメージの苦行を言いますが、


まさにそれくらいの鍛錬が、実は今を生きる者には必要なのではないでしょうか。


自分を、そして世界を平和にするために…。

ヨガの言葉で私が一番好きな言葉は【タパス】です。

それが、自分の考える「美生活」であるとも思っています。



『2020/11/23 魂を磨き上げる美生活』

https://ameblo.jp/myuchanz2020/entry-12639841789.html



ヨガと鬼滅の刃の関連は、他にも呼吸法とか色々ありますが、この辺で




煉獄さんのような熱いエネルギーに満ち溢れた人、


男性だけでなく女性であっても惹かれます


鬼滅の刃のおかげで、自分もなにものにも負けない自分でいようと、火のエネルギーがまた燃え始めました


この混沌とした時代にこのような映画が現れたことも、私達、そして未来の大人達である子供達に、これからを生きるヒントが絶妙な形で現れたと思っています。


素晴らしい映画を作ってくださった、作者、映画関係者の方にお礼を申し上げます。


ありがとうございました!



鬼滅の刃から学ぶヨガ哲学の続きは次回へ




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占術師・神秘研究家・神秘思想家 天津貴美 ~クリスタルソウル・スワンレムリアの世界へようこそ~

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