【高野山】プラーナヤーマ/人はどれだけ肉体を理解している?
高野山から戻り数日たちますが、未だ穏やかな瞑想状態が続いています。
私たちはこの肉体をどれだけ活かしてこの世を体験しているでしょうか。
直感や感性を磨くことに「五感を使う」と、多くの人々は言いますが、その五感を読み取る身体の器官をどれだけの人が使いきれているでしょうか。
私は今回のプラーナヤーマを体験して、【おそらく人は自らの身体が何かを未だ十分理解していない】こと、【小宇宙と言われる「自らの身体」を理解できないことは、大宇宙と言われる「宇宙やこの世の真理」も未だ理解できないであろう】ことを体感してきました。
飛行機がメンテナンスをしなければ安全に飛行ができないように、
人の肉体も洗浄というメンテナンスをしなければ肉体を使いきれない。
今やスピリチュアルが超能力やマジックと混同されるような捉え方がされる風潮がありますが、目に見えない力で身体を整えることが可能なら、同じ物質である飛行機も目に見えない力だけでメンテナンスができることになります。
つまりは、物質のメンテナンスには、確かなテクニック(技術)が必要である、ということ。
そして、メンテナンスを自ら行うことで、一つの真理にまた近づけるのだと。
私たちが住む宇宙には、流れる氣(プラーナ)があり、と同時に、小宇宙である私たちにもプラーナが流れている。
プラーナを調えて(調氣して)、宇宙のプラーナと初めてタッグを組み、つながれるのだと、肉体を持って体験してきました。
プラーナをいかに活かすか。
私たちは、呼吸をしなければ生きていけませんが、プラーナとタッグをくめば、「呼吸をしなけば」という概念からも解放されるのだと。
今私は呼吸が1分半止まることがありますが、全く苦しくありません。
呼吸が止まることは、心の平安ですし、全てから解放される三昧的な時間です。
今、私の身体は、鼻のつまりが一切なく、身体もとても軽いです。目はより美しいものを捉え、そして求めるようになりました。
プラーナヤーマで心身を浄化し、全てがクリアな状態の中、
視覚で、美しい高野山の景色を眺め
聴覚で、美しいお経と鐘の音を聞き
嗅覚で、古から続く、美しい建造物の香りを嗅ぎ、
味覚で、美しく端正な精進料理の味を楽しみ
触覚で、風情のある畳に触れ、そして、清らかになった私の身体に触れる
卵から帰った雛が初めて見たものを親と思うように、私自身も生まれ変わった自分の心身に、浄化された器官で五感を感じ、上質なものを取り込みました。
それにより、プラーナの力により、私という人間の外側である肉体から、氣、心、理智、そして内なる魂へと流れるようにバージョンアップがされたように感じます。
キミ先生が、「視界がバーンと変わる」とおっしゃっていましたが、私の場合は日一日と、見える世界が一段一段高まっているように感じています。
人はいつまで輪廻転生を繰り返すのでしょう。
輪廻転生から抜けるにはどうしたらよいのでしょうか。
靈性を上げるとはどういうことでしょうか。
私たちが本来向かうべき世界は、「平安」で「安寧」の世。目指す世は、神々とも調和できるような「品格」や「格式」のある世界。
そして、そのもっと先には物質や色も超越した美しき世界がある。
そこは、とてもとても、とてもとても、居心地の良い世界です。
私もまだまだ人として生きながら、あちらの世界の記憶を手繰り寄せている状況ですが、多くの方にもその世界を思い出していただき、輪廻から解放される生き方を少しでもお伝えしていきたいと改めて思いました。
ちなみに、弘法大師様とは奧乃院ではないところでお会いしました。
その時は分からなかったけど、今は、「あぁ、あの時だったのか」と。
私が描くミロクの世の土台と、だからこそどのようなことが必要なのか、をお伝えしてきました。目と目を合わせて。
ふとした時に、弘法大師様の眼差しが脳裏に浮かびます😌
もし私の思うことが真実なら、そのように動いていくでしょう💫
【宝城院】
110何社かある高野山寺院の中で、一度も火災が起きていない寺院は3つだけとのこと。その一つが宝城院。
約900年前、後白河法皇が高野山にお参りに来た時に建立された寺院です。
書院壁面大広間襖絵等、古代文化を偲ぶにふさわしい幽邃閑雅な名刹(由緒ある名高いお寺)であり、秘宝の弁財天の掛け軸は重要文化財とのこと。
門は、赤穂浪士の門。通る時は神妙な面持ちとなります。
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